真面目に江の島のえぐちblog

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アメーバでいうブログネタみたいなものかな?

特別お題「心温まるマナーの話」by JR西日本
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それは私が友だちと町会議のために大阪に行った時のお話。ちょっとお題とズレてるかもしれないけど、長いから覚悟してね。



その日はニコニコの大阪町会議で、盛り上がってた1日で、夜になって最後の最後まで堪能してたなあ。


ところが、町会議に夢中になってた江口たちは、帰りの名古屋行きの電車の時間を忘れてしまっていた…!

急いで駅に向かって、駅員さんに状況を説明すると、逃してしまった電車の次にくるのに乗せてもらえることになったのだった。

それだけで駅員さんの対応の早さと優しさに嬉しくなって、とにかく帰れることにホッとして、夕飯をコンビニで買ったりと、その電車を待って過ごした。


少し経って、地元の名古屋へ向かう電車に乗りこんだ。

もちろん指定席ではないから、電車と電車のつなぎ目のちょっとしたスペースで揺られてた。

私たちの他にも立ったまま揺られてる人たちがいて、ああ、同じことになってしまったのかなあって親近感湧いてたりもした。


名古屋から大阪へ行くのに、一番楽なのは新幹線だけれども、なんせ学生の私たちには日帰りで行ける安い電車が一番良かった。事前にチケット販売で往復の綴りを買って、後から時間を指定に行って、全席しっかりと指定席の電車、行きも帰りも完璧な計画のはずだった。


電車は日曜日だったからなのか、満席だった。

途中の駅で乗り込んでくる人たちが来るまでの少しの間を、座らせてもらっていたりもした。でもそれは、人の買った席を座っているただの泥棒のようなものだと思ってしまって、人が来るのが今か今かとヒヤヒヤしているだけだった。


電車の間のスペースで立ちながら、コンビニで買ったおにぎりを食べていた。いつの間にか同じことになっていた人たちはいなくなっていた。止まっていく駅の途中で降りていったのかな。

立つのにもしんどくなっていて、その場で座り込んだ。間のスペースへ行くための自動ドアが微妙に作動してしまって、その電車の駅員さんに注意されてしまった。


見かねた駅員さん。

「今空いてる席は、どこも座ってしまっているんだ。」と、私たちに知らせてくださった。

わざわざすべての号車を見まわっていたのかと、気持ちは嬉しかったがその時は疲れていてがっかりとしてしまった。


次の駅につく、名古屋まではまだかかりそうだなあと友だちとため息をついた。


そのすぐあと、駅員さんが私たちのいるところまでかけてきた。

どうやら駅ごとに見回っていたのだろうか、「席が空いたよ。」と喜びの表情。


駅員さんによると、先ほどの駅で降りたお客さんらしく、もうこの席に座る方はいないと言う。

本当だったら座れなかったこの席。

もし私たちが見つけても、ヒヤヒヤと過ごしているだけであろう席。

駅員さん方の優しさに感謝して、名古屋までの間、私たちはゆっくりと席に座って帰りに向かっていった。

そのうちすやすやと眠りにもつけた。

私たちは最高の1日を過ごし、無事に帰ることができたのだった。


これは駅員さんのお仕事の1つなのだろうか?

もしそうだとしても、個人個人のことを考えているという、とても暖かい職業なのだなぁと心から感じた出来事だった。

普段はあまり話す機会はないけれど、困った時に頼りになるそのお仕事は、とても誇りのある格好の良いもので、私はその方々を尊敬している。